木材の生産、加工流通、利用は主要な需要分野である住宅市場の動向に大きな影響を受けます。
本書では、住宅市場の情勢変化や住宅建築現場の実態が国産材の取り扱いにどう関わってくるのか―という問題意識をベースに、プレカットの普及が急速に進んだ1990年代以降の約20年間に生じた変化を概観するとともに、木造住宅建築や国産材利用に関わる最近の具体的な動きを取り上げて解説しています。
避けて通れない
建築法規、製材品質の問題がよくわかる
現地取材を通じて国産材産地再生の方途を探る
著者 赤堀楠雄 著
定価 1,210円(税込) 体裁 新書判 256頁