ミズナラ約250本にエゾシカの食害
9月16日(木) 皆さんとSTVの森を創って早いもので丸2年になりますことから、STVの取締役総務局長 岡部仁彦 氏と同総務部副部長 佐藤司 氏とともに現地の生育状況調査を実施しましたので、報告します。
2008年9月28日支笏湖周辺の台風被害跡地の国有林(千歳市)において、ボランティア・STV関係者等約300人が「STVの森」に集い、5種の郷土樹2008本を植樹をしましたが、そのなかのミズナラ約250本(300本を植樹 約8割に被害)程がエゾシカの食害を受けておりました。完全に枯れてはいないのですが上部の葉が喰われていて、大きくなれない状況。(写真左:ミズナラ通常の大きさ(手の位置) 右:食害を受け上に伸びていない。クリック拡大してご覧ください。)
そのほかのアカエゾマツ、トドマツ、アオダモは生育良好。ハルニレは葉が虫に食われて少し心配。
シカ類は、オオカミなどの天敵のいない環境下では、植性を破壊し尽くすまで増加するといわれており、今後、対策が必要になります。
写真左から:生育良好のアカエゾマツ、トドマツ、アオダモ、心配なハルニレ
左写真:看板もしっかりしています(左:佐藤氏 右:岡部氏)。右写真:支笏湖線の林道入口に北海道森林管理局がふれあいの森の表示板を設置しました。(左上に当会とSTVの表示があります。)